庄子錬|編集者

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マーケティングにも使える!ベストセラーをつくる思考法「書棚ずらし」

こんにちは!この連載を始めて8カ月。「文章術」をテーマにしてきたのですが、はたと気づきました。自分の主戦場「ビジネス書の編集」についてちゃんと話したことがなかったな、と。ぼくはビジネス書の編集を10年以上手がけてきて、おかげさまで10万部(全体の0.25%といわれます)も何冊か出すことができました。担当作で一番売れたのは『バナナの魅力を100文字で伝えてください』(22万部)です。今回は(とくにビジネス書の)ベストセラーをつくるうえで大切な「ずらし思考法」を紹介し

部下のダメダメ文章、どう指摘する? 編集者が教える「フィードバック」のコツ

こんにちは!こんな経験はありませんか?今回は、編集者として数々の著者に文章フィードバックしてきたぼくが、相手に嫌な印象を与えず、かつすぐ改善につながる「文章フィードバックのコツ」を3つ紹介します。「部下のダメダメ文章」に悩む上司たちまずは、調査結果をいくつか紹介しながら、「上司と部下間の文章のやりとり」の現状を見ていきましょう(参照:2022 年「企業における上司・部下間の文章のやり取りに関する意識調査」)上司に対して「部下の作成した文章にストレスを感じたこ

「書くのが遅い」を解決するたった1つの方法

こんにちは!みなさん、こんな悩みはありませんか?同じ文章を何度も書き直して、なかなか前に進まない提案資料の文章を書くのに時間がかかるメールやチャットはいいけど、1,000字を超える文章は書くのが苦手「もっと速く書けるようになりたい」と思っている人はたくさんいます。でも、ふだんの仕事のなかで文章術を学ぶ機会はなく、「個人のセンスや努力任せ」になりがち。結果、書くことに苦手意識をもつようになる……。なんてもったいない!今回は、「スラスラ書けるようになる

「読みづらい文章を書く人」が無意識に使っている言葉とは?

こんにちは!先日、ある経営者からこんな相談を受けました。こういうケース、よくあると思います。全社宛ての連絡では、重要度が高いことを共有するもの。わかりにくい文章だと、誤解や混乱を招いたり、個別対応が求められたり……書き手・読み手ともに余計なストレスになります。そうした状況を避けるために、書き手が身につけておくべきこと。それが、大事なことだけを短く書く技術=「要約の技術」です。今回は「要約の技術」のなかでも、もっとも基本となる「余計な言葉を削ること」にフォ

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