テラス手帖/手帳と文房具を楽しむWebマガジン

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手帳への思い込みを手放す、4つの処方箋

たくさんの情報が行き交う中、なぜ手帳の悩みは尽きないのでしょうか。こんな風に思ったことがある方は、知らずのうちに「手帳への思い込み」が根付いてしまっているのかもしれません。手帳人気が高まるにつれ、さまざまな手帳術や凝った使い方が前面に出るようになりました。それらが目立ち、本来柔軟な使い方ができたはずなのに「こうあるべき」と手帳へのハードルが上がっているように思えます。いくら手立てを考えても、前向きに捉えようとしても、無意識のうちに刷り込まれている思い込みから抜

より最適解を目指す~2025年の手帳6冊

9月に入り「ほぼ日手帳」が発売開始するなど、手帳売り場が賑わう頃となりました。今回は主宰のおおやまが愛用している手帳と、使い方を紹介します。手帳会議はマルマンのクロッキー帳で2024年は途中でメインの手帳を交代し、4月始まりの手帳がいくつか加わりました。そのため秋の時点では新しい手帳を購入する予定がありません。代わりに使い方を見直すため、手帳会議をしました。手帳会議に使ったのは、マルマンのクロッキー帳です。鉛筆やシャープペンシルで気軽に書けるため、肩肘張ら

ムック本「紙ものを愉しむ」を楽しんでみました

文具好きの間で熱心なファンが多い「紙もの」。多彩な柄や質感が展開されており、デザインペーパーを始めとしたさまざまな文具雑貨が販売されています。その人気は「紙博」と名を冠した文具イベントが開催されるほどです。今回は2024年5月に宝島社から発売されたムック「紙ものを愉しむ。」で実際に楽しんでみた様子をお届けします。ムック内容冊子は各付録の説明と、紙もの好きな方へのインタビュー記事などが収録されています。最大の魅力は何といっても、雑貨ブランド「merinomi」の

手帳の居場所をつくって仲良くなる

4月を迎え、新生活・新学期シーズンとなりました。学校では道具を使いやすくするために、それぞれ置き場所が決まっています。同じように、手帳も「居場所」をつくってあげることで手に取りやすくなります。今回は家置きの手帳を想定し、使う頻度が高くなる=仲良くなるための3ステップを紹介します。ステップ1 手帳に筆記用具をセットする過去記事「手帳・文房具好きのデスク収納」でもふれたように、収納や道具の使い勝手で重要なのが「導線を意識する」ことです。その観点から、手帳と筆記用具

ガラスペンとインクで紫式部の時代に思いを馳せる

平安時代の女流作家であり、大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部が注目を集めています。「源氏物語」「紫式部日記」といった、現代に語り継がれる物語や随筆を古くから綴ったその存在は誰もが知るところです。そのほか、彼女が生涯にわたって残した歌と詞書を収めた「紫式部集」や、ドラマの劇中に登場する漢詩・和歌にも関心が寄せられています。和歌に親しみがなくとも、ドラマから興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。それらをより味わえるのが、ガラスペンとインクによる書写です。

書くだけじゃないシステム手帳の楽しみ方~紙ものでリフィルいろいろ

システム手帳は綴じ手帳と異なり、サイズに応じた穴が開いているリフィルを本文用紙として使います。リフィルの魅力は市販のものを買うだけでなく、穴を開ければたいていの紙ものを手帳に挟んで使えることです。今回は自作のリフィルの作り方・楽しみ方を取り上げます。穴あけパンチは必須リフィルを自作するにあたり、最初に用意したいのが穴あけパンチです。厚みのある紙やラミネート加工したもの、複数枚をリフィルにしたい場合、しっかりしたつくりの商品をおすすめします。市販のリフィルコ

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