暦は秋。でもまだ暑い日々だから「鮭の南蛮漬け」がちょうどいい。

2024-09-13 笠原なつみ | 元気がなくても作りたくなるレシピ:*noteから2冊の書籍化*:

9月になり、「あ、なんだかグンっと過ごしやすくなったかも?」なんてウキウキしていたのですが、再び夏日が戻ってきている香川県です。
暦は秋。でもまだ暑い日々だから、何着ていいか悩むし、何作ったらいいかも迷いませんか?

|南蛮漬けのベストシーズンは9月?

南蛮漬けと言えばアジが定番。なので、6月にレシピ化しようと試行錯誤していました。でも、これからが夏本番という時期は、おいしいのは分かっていても南蛮漬けを作るのがしんどいじゃないですか…。

だったら、段々涼しくなっていく9月に、旬の鮭で作ったほうがピンク色の見た目もキレイでやる気が出そうだと思ったんです。

9月いっぱいは、まだ暑い日もありますから、意外に南蛮漬けのベストシーズンなのでは?と思ったりもします。

|緑野菜を1つ選ぶと「グッと映える」

合わせる野菜はどんなものでも構いません。

ちなみに、鮭がピンク色なので、緑色のピーマン、きゅうり、セロリの中から1つ選ぶと出来上がりがグッと映えます。あとは、定番の玉ねぎやにんじんをお好みに合わせて加えてみてください。

では、さっそくレシピをご紹介しますね!

◆材料(2〜3人分)

生鮭 3切れ
玉ねぎ 1/2個(100g)
ピーマン 1個
塩こうじ 大さじ1 or 塩 小さじ1/4
酢・水 各大さじ4(60ml)
しょうゆ・みりん 各大さじ1
油 大さじ2
片栗粉 適量
鷹の爪 1/2本

◆作り方


生鮭3切れに分量外の塩をふり、10分ほどおきます。余分な水分や臭みが浮き上がってきたら、キッチンペーパーで拭き取ります。

▼振り塩のやり方はこちらの記事で詳しくご紹介しています。

玉ねぎ1/2個(100g)ピーマン1個を薄くスライスして、塩こうじ大さじ1 or 塩小さじ1/4で揉みます。

耐熱容器に、酢・水 各大さじ4(60ml)しょうゆ・みりん各大さじ1を入れて沸騰するまで弱めの中火で熱します。

本みりんにはアルコールが13%含まれているため、加熱してアルコールを飛ばしてから使うのがベターです。

生鮭をそれぞれ3等分に切ってから、片栗粉を適量まぶします。

フライパンに油大さじ2鷹の爪1/2本をちぎって入れて弱めの中火で熱し、鮭の皮目のほうから2分ほど焼きます。

皮目がこんがりしたらひっくり返して身の方も2分ほど焼きましょう。

キッチンペーパーの上に取り出し、粗熱が取れるまで少し待ちます。

塩揉みしておいた玉ねぎとピーマンの水けを絞って、調味液に入れます。
粗熱がとれた鮭も入れて、冷蔵庫で1時間以上冷やせば完成です。

アジで作るのが定番の南蛮漬けですが、鮭で作るとお酢の効果でピンクの色が鮮やかになるのでさらに食欲をそそります。玉ねぎ・ピーマンとのコントラストもいい感じですよね!

|その他「鮭」のレシピ

ここまで読んでいただきありがとうございました。
実は、こちらの「鮭の塩焼き」は過去記事のなかで1番見られています。そのくらい、塩のふり方ひとつでおいしさが変わるんです…!

ただ塩焼きするだけでもおいしい。でも、もう少し涼しくなったら色々な方法で秋の味覚を楽しみたいものですね。

「炊き込みご飯やちゃんちゃん焼きがおいしいなぁ…!」と感じる秋を今年も目一杯楽しみたいなと待ち遠しく思うばかりです。


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