岸田いずみ/とまりのつけもの

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漬けもの界の風雲児。長くて深〜いキムチの話。

好きなつけものは何ですか?と聞くと、みなさんはどんなお漬物を思い浮かべるでしょうか。だいこん? きゅうり? それともトマトなんて人もいるのではないでしょうか。でも、漬けもの市場で売れ続けている漬けものといえば、やはりキムチは外せません。長い漬けものの歴史の中でも、キムチは若い商品です。いわば新参者。それなのに関わらず、今やスーパーの漬けものコーナーの一角はキムチ。ときに半分近くがキムチ一色のところもあります。まさに漬けもの界の風雲児とも言えるキムチですが、

鳥取県民もよく知らない、鳥取のらっきょうのこと。

今年もらっきょうの季節がやってきました。6月に入ると県内のあちこちで地元のらっきょうが売られています。一年のうちでこの時期だけの、風物詩ですね。ところで、スーパーで売っているらっきょう。特に手しごとで漬ける生らっきょうには、2種類あることをご存知でしょうか? 旬の生野菜で売られ方が違うというのはずいぶん珍しい食べ物かもしれませんね。「土付きらっきょう」と「洗いらっきょう」売り場にはこの2つが並べられているのです。「洗いらっきょう」らっきょうとイメージして

ぬか漬けのある生活、はじめませんか。

つい先日は5月8日。ぬか漬けの日。もうすぐきゅうりやナスなど夏のみずみずしい野菜が店頭に並ぶ季節がやってきます。生のままでも十分においしい夏野菜ですが、ぬか漬けにして味わうことでより食材の個性を楽しむことができるので、「季節の手しごと」として始められる方も多い時期ではないでしょうか。……が、「ぬか床作りは難しい」「お手入れが大変」「毎日かき混ぜないとダメ」というイメージからなかなか手が出せない方もおられるのでは。実はそれ、ひと昔前の話。今は1年中温度管理がしやす

らっきょう屋が教える、生らっきょうの漬け方【レシピ】

土付きの生らっきょうが店頭に並び始める5月から7月。らっきょう好きにはたまらない季節ですね。この時期の生らっきょうは、身が引き締まってシャキシャキと歯応えが心地いい旬野菜。採れたてを漬けると、一年中みずみずしい味を楽しむことができます。下処理など多少手間がかかる部分もあれど、それを乗り越えるだけの価値はありますよ!……とはいえ、漬け方がわからない、、、という人もいらっしゃると思いますので、ここではらっきょう屋の漬け方レシピをご紹介します。お手軽版と本格版がありますので、お

知ってるようで全然知らない「たくあん」の話。

最近、たくあん食べましたか?私はお弁当の白ごはんの上に黄色いあとができる黄色いたくあんのお弁当で育った世代です。おいしいですよね。あの、ご飯がどんどんすすむ味。おかずなしでもお茶碗一杯ぐらいはペロリといけちゃう。ただ、最近はお弁当やお店でもたくあんを見る機会が減ったような……(気のせい?)。ま、それはさておき、たくあんの話です。たくあんが大根なのは有名ですが、あのシャキシャキで瑞々しい大根がどうやったらパリパリのたくあんに変身していくのかは意外と知られていません。

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