宮崎駿最新作!いよいよ明日公開!楽しみすぎる

2023-07-14 shi3z

宮崎駿は凄い。
その凄さは歳を取れば取るほどわかるようになってくる。

その理由は、子供向けのアニメーションという題材を扱いながら、その実、「人間の在り方」を全身全霊で伝えようとしているからだと僕は思う。

どんな大監督も大芸術家、晩年はちょっとやばい感じのものや、「何がしたかったんや」という謎めいた作品を作ってやらかしてしまうことが少なくない。

しかし、宮崎駿監督だけはずっと真っ直ぐにド直球の作品を作り続けてきたと僕は思う。

というよりも、実は宮崎駿作品にとって、想定する「子供」は、いまやアラフォー、アラフィフなのではないか。若い頃からずっと「その世代の子供」に向けてメッセージを紡いできたのではないか。

「風立ちぬ」のおもしろさがわからんというのは僕より下の世代からちらほら聞く。あれのどこがいいのだと。でも僕からしたら風立ちぬは大傑作だ。実際、興行収入は歴代ジブリ作品中でも第五位(となりのトトロは19位)だ。今理解できなくても歳を重ねてから見れば必ず分かる。そういう映画なのだ。

だから本当の意味では、われわれアラフィフこそが真っ先に映画館に足を運ばねばならない世代なのではないだろうか。宮崎駿にとっては、我々は永遠の「子供たち」なのだ。と、勝手に解釈することにする。

そこにきて、「宣伝を一切しない」という前代未聞の宣伝方針である。
昨日ゴールデン街に行った時も、そんな超大作が今週公開されるなんて居合わせた人は誰も知らなかった。大丈夫か?それとも、口コミで爆発的に広がるほど、衝撃的な内容なのか。

宣伝なしという鈴木敏夫プロデューサーの作戦は果たして吉と出るか凶と出るか!?
そもそも一体全体どんな話なんだ。

そもそもこのメインビジュアルは、鳥なのか?
鳥だとして、金色の丸いのは目じゃないのか?それとも目はやはりクチバシの下にあるように見えるこれなのか?

このビジュアルからすら読み取ることができない。

普通、映画制作というのは宣伝をする。それは、製作費を回収するためだ。
しかし、もしかすると、彼らは今度こそ本当に引退しようという覚悟なのかもしれない。つまりたとえ興行的に失敗したとしても、「これで全部おしまい。以上!」で済ませようとおもっているのだろうか。そのために製作委員会方式をとらず、ジブリ一社単独資金でやろうというのか。

毎回引退しては撤回されていた気がするが、さすがにこれが本当に最後の作品になるのだろうか。

とにかく見逃すわけにはいかない。
明日の朝イチ、8時の回に見に行きます!

宮崎駿監督の「生命に対する侮辱を感じる」という言葉を引用してギレルモ・デル・トロ監督がAI生成作品を非難 「シェイプ・オブ・ウォーター」や「パシフィック・リム」の監督として知られるギレルモ・デル・トロ氏が、2022年公開のストッ gigazine.net


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