のんてり

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日本列島をもっと知りたくなる| 特別展「和食」国立科学博物館

日本に住む私たちにとって「和食」はあまりにも日常そのもの。現在、国立科学博物館で開催されている「和食」展は、日本列島とその歴史から「和食」の真髄を伝えてくれます。すべてはこの日本列島にある南北に長い日本列島。その南から北までの様々な気候風土によって育まれてきた「和食」。これには、日本列島の突出した「生物の多様性」が大きく関わっていました。その多様性はそのまま食材にも影響し、日本各地の四季折々の豊富な食材が、特色ある郷土料理を生んできました。さらにこの気候や

恐竜スタンバイO.Kです! | 福井縄文旅

福井旅の定番と言えば、永平寺に東尋坊?その歴史や自然を辿っていくと、人間が登場するずっと以前の恐竜の時代。旅の締めくくりは、人気スポット「恐竜博物館」へ。博物館があるのは、恐竜化石の一大産地の福井県勝山市。福井駅からはバスで1時間程。恐竜好きだった?なんて言われそうですが、ロマンと不思議を兼ね備えた地球上最大の生き物!縄文時代と同じように、どこか夢のような世界に吸い寄せられます。今回訪れて分かったのは、福井県の〝恐竜にかける本気〟。確かに存在してい

青森・田舎館村の〖田んぼアート〗と東北の弥生時代を物語る〖田んぼの跡〗

こんにちは、のんてりです。ようやく縄文遺跡にもトンボが飛び交う季節が訪れ、遺跡巡りに忙しい日々をおくっています。こうやって縄文時代を追いかけていると、縄文時代の終わり~弥生時代の始まりにも関心が沸いてきて…ということで、今回は弥生時代のお話です。何をもって、いつからを弥生時代とするか…考古学の世界では多くの議論が重ねられていますが、現在の教科書では「水田稲作の始まり」をポイントに紀元前5~4世紀が弥生時代の始まりとされています。しかしながら科学的な研究などから

ポケモン✕工芸 これぞ日本のなせる技!

〝あのポケモンと日本の工芸が出会う〟日本の工芸会を代表する人間国宝から注目の若手まで20名の作家が、ポケモンとコラボレーションする…聞いただけで、何かが起こりそうな予感です。直接見て感じてみたい、と、石川県金沢市の国立工芸館で開催中の「ポケモン×工芸展」へと向かいました。会場となっている国立工芸館は、2020年に東京から石川県金沢市に移転・開館した近現代工芸・デザイン専門の美術館。趣ある洋風建築は、明治後期の木造の旧陸軍施設を移築・復元したもの。快晴の朝、既に多くの

あのモデルさんに似ていますか?|土偶のおはなし

祈りの道具として知られる縄文時代の土偶。立派な彫刻のようなヴィーナスがいるかと思えば、小さな手作り感いっぱいの素朴でかわいい土偶まで、その大きさや造形はさまざま。では、それは作り手が思いのままに作っているのかと言えば、そうではないのです。それぞれの土偶は、その時代ごとにその地域で決まった形があり、その形が連想ゲームのように伝わり、大きさや形が少しづつ変わっていく中で時には他の要素も加わって、バラエティーに富んだ土偶が生まれていったのです。▮モデル土偶とコピー土偶

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