本がひらく

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連続テレビ小説「虎に翼」佐田寅子役・伊藤沙莉さん×桂場等一郎役・松山ケンイチさん スペシャル対談

寅子が投げかける「はて?」を逸らさず受け止め、寅子の法律家としての成長を見守り続ける桂場等一郎。「桂場さんに遠慮なくもの申す寅子は、ケンイチさんだから生まれた」と、伊藤沙莉 さん。松山ケンイチさんは、伊藤さんを「同志」と語ります。「虎に翼」の魅力について、2人の対談をお送りします。本記事は、7月25日発売『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 虎に翼 Part2』に掲載した対談からその一部をご紹介します。寅子の可能性を誰よりも信じているのは桂場さんかも松山 沙莉ちゃ

スペインベスト児童書賞作品『夜明けをまつどうぶつたち』を熱帯森林保護団体代表の南研子さんにお読みいただきました。

2019年、南米アマゾンの森林で起きた大規模火災に胸を痛めたペルー出身の作家が描いた絵本の翻訳本『夜明けをまつどうぶつたち』が5月27日、NHK出版から刊行されます。発売を記念し、熱帯森林保護団体(RFJ)の代表、南研子さんのインタビュー記事をお届けします。Q:この絵本は南さんが保護活動をされているアマゾンに生きる動物たちが主人公に描かれた絵本です。まず、お読みいただいた絵本の感想をお聞かせくださいますか。──発売前のゲラを拝見したとき、本当にすてきな絵本だと思い編集者

関係につける名前なんて問題にならないぐらいの、あなたなのだ。――「ことぱの観察 #15〔友だち(訂正)〕」向坂くじら

詩人として、国語専門塾の代表として、数々の活動で注目をあびる向坂くじらさん。この連載では、自身の考える言葉の定義を「ことぱ」と名付け、さまざまな「ことぱ」を観察していきます。友だち(訂正) 三十になろうかという秋の夜、「お友達になりたいです」と言われた。この、もっぱら人づきあいが苦手で、友だちの少ない、そして「友だち」という語のうまく使えない、わたしが。そうメッセージをくれたのは同年代の女性で、その日の昼間にはじめて仕事で会ったばかりの相手だった。 わたしはびっくりして

家庭のチャーハンは「ケ」の料理。小さな変化を楽しむ(フリーランサー・稲垣えみ子) 【前編】

家電なし、ガス契約なしで、一食200円の「一汁一菜」生活を送る、元新聞記者の稲垣えみ子さん(59)。3日に一度小鍋でご飯を炊き、2日目はチャーハンだとか。それならば、とインタビューを申し込んだところ一度断られてしまった。そこには、「おいしい」を取り巻く状況への違和感があった。■原発事故をきっかけに、ミニマルな「一汁一菜」生活へ──チャーハンのインタビューをお願いしたところ一度断られてしまいました(笑)。これまでの記事を拝見したら、リードに「チャーハンのことになると、人

人見知りでも仲良くなりたい! 「来れネクストジェネレーション」――昆虫・動物だけじゃない、篠原かをりの「卒業式、走って帰った」

動物作家・昆虫研究家として、さまざまなメディアに登場する篠原かをりさん。その博識さや生き物への偏愛ぶりで人気を集めていますが、この連載では「篠原かをり」にフォーカス! 忘れがたい経験や自身に影響を与えた印象深い人々、作家・研究者としての自分、プライベートとしての自分の現在とこれからなど、心のままにつづります。第5回は人見知りな篠原さんが仲良くなりたい人のお話です。※第1回から読む方はこちらです。#5 来れネクストジェネレーション 今年、私は親になる予定である。夏の初めく

あなたのそれはどんな音? 「人生が始まる音がした」――昆虫・動物だけじゃない、篠原かをりの『卒業式、走って帰った』

動物作家・昆虫研究家として、さまざまなメディアに登場する篠原かをりさん。その博識さや生き物への偏愛ぶりで人気を集めていますが、この連載では「篠原かをり」にフォーカス! 忘れがたい経験や自身に影響を与えた印象深い人々、作家・研究者としての自分、プライベートとしての自分の現在とこれからなど、心のままにつづります。第1回は連載タイトルの由来でもある、篠原さんの転機のお話です。#01人生が始まる音がした 高校を卒業して10年がたった。夢みたいに楽しくて自由なばかりの時に育まれて

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」ヒロイン・福来スズ子・趣里さんインタビュー

 10月2日から放送がスタートするNHK連続テレビ小説「ブギウギ」は、戦後の大スター笠置シヅ子さんをモデルとしたオリジナルストーリーで、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」など数々の名曲とともに、日本の朝にあふれる笑顔をお届けします。 当記事では、9月25日発売の『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 ブギウギ Part1』より、ヒロインの福来スズ子を演じる趣里さんの巻頭インタビューの一部をお届けします。スズ子の歩みと共に自分も成長していきたい 自分が朝ドラのヒロインに

【カレー作りの基本がまるわかり】水野仁輔『カレーの教科書』特別レッスン

市販のルーを使わず、スパイスで作るカレーを自宅で楽しむ人が増えてきています。そんな愛好家の必読書とも言えるのが、水野仁輔さんの『カレーの教科書』。スパイスカレーの基本の考え方を押さえながら、自分の味を作っていけるのが魅力です。「同じレシピを使っても、目指すカレーが違えば味も変わってくるんですよ」と、水野さん。本書刊行10周年&増刷を記念し、『カレーの教科書』の基本のレシピをもとにした水野さんの特別レッスンをお届けします。当社カレー愛好家代表と水野さんとでカレーを作り比べるこ

えげつなき顔で食べたい! 運命のウマイモノ――お題を通して“壇蜜的こころ”を明かす「蜜月壇話」

タレント、女優、エッセイストなど多彩な活躍を続ける壇蜜さん。ふだんラジオのパーソナリティとしてリスナーからのお便りを紹介している壇蜜さんが、今度はリスナーの立場から、ふられたテーマをもとに自身の経験やいま思っていることなどを語った連載です。*第1回からお読みになる方はこちらです。#15運命のウマイモノ 成人して仕事をするとなれば、対象物にお世辞を加えたり、あえてオーバーにリアクションを取ったり表現したりして、視聴者や作り手を喜ばせることは「大人としての作法と生活のため

「パラパラかどうかなんて悩む必要は全くない」平野レミ(料理愛好家)

「どんなチャーハンを食べてきましたか?」──そう尋ねると、人はときに饒舌になります。「なんてことのない日常」に寄り添った料理を通じて語られる、愛着のある情景。そこに、その人の素顔や原点が見えてきます。連載第1回目は、明るいキャラクターとユニークなオリジナル料理で人気の料理愛好家の平野レミさん。どんなチャーハンを作り、食べてきたのでしょう。具やご飯を派手に飛び散らかした、子ども時代が原点チャーハンを初めて作ったのは小学生のころ。へらでご飯や具を炒めようとするんだけれど

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