ほんだよしこ

~

修行の山はやはりキツかった〜男体山〜

男体山は栃木県日光連山を代表する山で標高は2,484m。火山であり、華厳の滝や中禅寺湖は男体山の火山によるものとある。たくましい山容から生まれた自然美は簡単に人を寄せ付けない。男体山は二荒山神社のご神体だ。入山時期もまた二荒山神社によって定められており、2024年は4月25日~11月11日。のぼった人からは「男体山はひたすらのぼる。とにかく修行の山だ」と聞いていたので、自分にのぼれるのか自信がもてなかった。しかし、先日金峰山をのぼりきり、膝の状態もよかったのでア

マイナスイオンあふれる山〜奥多摩川苔山〜

GW、どこかの山にのぼりたい!されどGWは道が混む。できれば電車で行けるところがいい。ならばアクセスのいい東京都の奥多摩!奥多摩は熊の出没率も高いので、春以降ひと気が少ないときはできれば避けたくGWなら人も多いからちょうどいいに違いない!と、いささか単純な理由で以前から気になっていた標高1363.2mの川苔山を選択した。川苔山とは、国土地理院では「川乗山」と表記される。苔の文字が使われているのは谷で川のりが採れたことに由来するとあるが、漢字表記については両方が混在

雲の上に浮かぶ城に逢いたくて

雲の上に浮かぶ城、まさにジブリ映画『天空の城ラピュタ』の世界。そう謳われる景色がみたくて兵庫県朝来市にある「竹田城跡」をめざした。大阪に予定があり、移動を考え東京から車で向かうこと6時間半。山にのぼるではないのに2時起きとは、早起きがあたりまえになっている。長距離運転には慣れていたが、5時間を超えてくると楽ではない。パーキングエリアで4回休憩をとり、Spotifyの平成ヒットソングにノリノリ運転でようやく到着。長かったような、思ったほどではなかったような、山の

初!アルプス登頂!初!山小屋ソロ泊!に感極まる〜燕岳〜

8年前膝痛であきらめた山のぼり。夢だと思っていたアルプスにのぼれる日がくるなんて、つい最近まで考えられなかった。強い想いはできる方法しか考えない頭をくれる。こうして記録を書きながらも感極まってしまう。おそらく燕岳にのぼったという記録に対しての感情よりも、ここまでくる道のりに喜びがつまっている。そしてこれはゴールではなく、次の章のはじまりでもある。燕岳は北アルプス(飛騨山脈)の南部東側に連なる常念山脈の北部に位置する。長野県の安曇野市と大町市にまたがっており、標高

大きな岩をよじのぼり感動のてっぺんへ〜瑞牆山〜

瑞牆山(みずがきやま)は山梨県北杜市、奥秩父山塊西側に位置する標高2,230mの日本百名山だ。秩父多摩国立公園に属し、全山が黒雲母花崗岩で形成されているそう。岩が黒っぽくみえるのは黒雲母が含まれているからなのかな?鉱物についても勉強が必要だな。瑞牆山の漢字は難しいが、その由来についてこうあった。山梨山のグレーディングによると瑞牆山の今回のぼった瑞牆山荘ルートは体力度が10段階の2、技術度が5段階の3で、本格登山の入門的な山といわれている。ところによっては中級者向けと

山小屋泊!丹沢の絶景に感涙〜塔ノ岳初日〜

5月上旬。アルプスに向けてレベルアップするぞ!と、今回選んだ山は標高1,491mの塔ノ岳。先月のぼった大山と同じ丹沢山地の中央部にある山だ。ー ルート丹沢は北丹沢、東丹沢、表丹沢、西丹沢とエリアが分かれていて、今回私が選んだルートは表丹沢に位置する。行きは丹沢の南、大倉登山口から標高差1,200mを北に向かってほぼまっすぐのぼる大倉尾根。帰りは烏尾山〜三ノ塔〜二ノ塔を経由し、行きの大倉登山口よりも東のヤビツ峠に向かってくだるバリエーションに富んだ表尾根だ。(下

      SiteMap   サイト概要