モリサワ note編集部

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フォントを“必殺技”にするデザインの作り方

Font College Open Campus(以下:FCOC)は、フォントのことをより身近に感じていただけるよう、毎回さまざまなテーマを基にお話しする無料公開講座です。今回のテーマは、株式会社NASU代表取締役の前田高志氏による「フォントを“必殺技”にするデザインの作り方」。グラフィックデザインに欠かせないさまざまなギミックを学ぶことを楽しく学べる“デザインの必殺技”カードゲーム「Desig-win(デザウィン)」の中から、知っておくと役に立つ“フォントの必殺技”をご紹

ベタ組とツメ組。日本語の文字の並べ方を押さえよう

みなさんは日本語の文字の並べ方に「ベタ組」「ツメ組」という言葉があることをご存じでしょうか? 実は日本語の文章は、読み手を意識して読みやすい間隔で文字が並べられています。今回はそんな日本語の文字の並べ方をご紹介します。ベタ組とツメ組「ベタ」という言葉の意味は「隙間なく物が並んでいること」だそうです。そういえば印刷用の絵や漫画の黒一色で隙間なく塗った部分を「ベタ」とも言っていますね。他にも「ベタ」は建築業界の⽤語にもあるようです。まずは日本語組版にもある「ベタ」を説

なんとなく使っていませんか? 括弧の種類と使い分け

突然ですが、質問です!以下の文章で、登場人物が実際に声に出して言っている部分と、心の中で思い浮かべている部分はどこでしょうか。答えは簡単ですね。「 」の中の言葉が声に出して言っている部分、( )の中の言葉が心の中で思い浮かべている部分です。前後の文章からも読み取れると思いますが、括弧の使い分けがされていることで、より分かりやすくなっています。このように括弧類は主に文章内で会話・引用・強調などの用途で使われますが、普段はなんとなく使っているという方が多いのではない

絶妙な古さの秘密とは?! フィルムエストの映像を文字から深掘り

昭和のニュース映像と思いきや、アナウンサーが繰り出すのは「タピオカ」「インボイス」「新型コロナウイルス」といった「令和」のトピック。一瞬いまが何年なのかわからなくなるような、古くて新しい、そして思わず笑ってしまう映像を作り続けている「フィルムエスト」。完全に架空の内容であるにもかかわらず、その再現度の高さから、本物の古い映像と勘違いする視聴者も多いのだとか。今回は、2024年に改刻フォントがリリースされる写研書体にも造詣が深い「フィルムエスト」主宰のにしいさんに、モリ

段落の字下げを行う理由を知ろう

みなさんは日本語の文章を書くとき、段落の始まりはどのようにしていますか?大抵の方は「先頭を1字下げにする」と答えるのではないかと思います。では、なぜこの1字下げを行うのでしょうか?段落の字下げは執筆者・出版社などの⽅針によってさまざまなルールがあり、表示する媒体(紙・Webなど)によっても変わります。今回はこの段落の字下げについてご紹介します。段落とは?段落の字下げについて語る前に「段落」について整理しておきます。日本語の文章の構成要素は大きい順に「文章・段落

Webデザイナー1年目に聞きたかった、明日から役立つ文字表現のエッセンス

Font College Open Campus(フォントカレッジオープンキャンパス)は、フォントや文字をもっと身近に感じていただけるよう、デザインやブランディングをテーマに様々なゲストをお招きし、定期的に開催している公開講座です。6月23日に開催された8限目の講師は、Webサイトやその他の多くのデジタルメディアを手掛ける株式会社ワンパクの桑原 翔 氏。「Webデザイナー1年目に聞きたかった、明日から役立つ文字表現のエッセンス」と題し、Web上での文字表現についての実践テク

つくりたい表現・書体の特徴から選べる、ユーザー目線の新しい書体見本帳を作ったハナシ

今回はMorisawa Fonts搭載の全書体が収録された、『モリサワ総合書体見本帳2022-2023』をご紹介します。従来の見本帳とは全く異なるコンセプトで作成された見本帳について、制作裏話を交えてお届け。とにかく使い手目線にこだわっているので、今回の記事をきっかけにこの見本帳をより身近に感じていただけたら嬉しいです。モリサワ総合書体見本帳一挙紹介!今回の見本帳のコンセプトはズバリ「ユーザー目線」。見本ページは「つくりたい表現で探す」「特徴で探す」「全書体見本」の3部構

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