内定承諾率100%のCX(採用候補者体験)5step

2024-09-05 相原まな @ ourly人事

ボケナス!!内定承諾は!!運じゃないッッ!!!!

と数年前の私に言ってやりたい。

この3ヶ月間で中途7名の内定承諾が出ており、なんと承諾率100%でした。

確かにCX(採用候補者体験)に磨きをかけてきたので、今回はオファー面談に特化してハウツーお話しします。CX全体設計の話は長いので、また今度。

こんな方の参考になれば幸いです↓
・内定承諾率に頭を抱える方
・CX(採用候補者体験)の設計・戦略を検討中の方


内定承諾って、なんで運っぽい感じしちゃうんでしょうね。

本当は、戦略的に差別化して情報を伝える事前準備が必要です。

最終フェーズまで競合企業がいるんだとしたら、条件面や労働環境など近い可能性が高い。じゃあ、その中でもどこが差異であり、プッシュできるのか?自社/他社の何に惹かれているのか?という情報収集と戦略的な情報共有。

あとは、愛!!

ふざけてません。
1人1人に本気で向き合うという意思の伴った、愛が必要です。

ここから具体的な5stepをご紹介します。

1. 初回面接担当がお出迎え

「やっとるわ!」と思いましたね…?特に大事なのは後半です。

まずは初回面接担当者がご挨拶に伺うことで、改めてウェルカム感を伝えます。来社ってソワソワしちゃうので、知らない人がお出迎えするより、初回面接官=自分に合格を出してくれた人/自分を肯定してくれてる人に会って安心したいものです。

  • 内定のお祝い

  • オファー面談にお越しいただいたことへの御礼

  • 今日は選考ではなく、フランクな場である旨

そして、状況変化してる可能性があるので、最新情報=オファー面談での口説きポイントを把握します。後に繋がる重要な情報収集ですから、どこを特に伝えるべきなのか明確にします。

  • 他社選考状況や志望度をバイネームで、転職軸も再回収

2. 経営層総出で口説く

お越しいただいた際には、経営層が総出でオファーのお時間をいただきます。候補者さんにとっては大緊張の錚々たる顔ぶれですが、まあ、内定出てるし大丈夫でしょう。(楽観)

ここで伝えたいのは、経営層の本気です。候補者さんのレイヤーは関係なく、経営層全員からご一緒したい旨を伝えます。

3. オファーレター(オーダーメイド)💡

給与や福利厚生が書かれた無機質な紙きれでなく、

50枚越えのプレゼン資料を、オーダーメイドで作成します。

オファーレターの中身は、事業状況はもちろん、未来で目指す世界観・具体目標、所属予定チームのメンバー紹介や直近の課題

また過去の面接ログを見返しては、提供できる機会や経験、キャリアパスなど、候補者さんのことばっかり考えて愛を込めて作成しています。

4. ラブレター(アナログお手紙)💡

元々は上記のオファーレターに面接官からのテキストを入れていたのですが、途中でアナログお手紙に変更しました。

全部デジタル化しそうな部分をあえて逆張りすることで、他社では無い体験・感情を生み出します。

もうさ〜〜、パソコンカタカタIT企業所属だから、字は下手なのよ。でも愛を伝えるために、、、背に腹はかえられんす。

入社後にもらったメッセージ。私の汚文字でも刺さる!

5. オフィス案内

最後には、実際にオフィスで働く様子を見てもらって、入社後イメージを膨らませてもらいます。

その際は、オフィスにいるメンバーが候補者さんへご挨拶。すれ違いがてら候補者さんと雑談してくれるメンバーもちらほら。内定も一緒にお祝いします!

実は、事前の仕込みは毎回行っています。

全社員がいるチャンネルで、何時にどんな人が来るのか伝えておくことで、スムーズに社員から挨拶や雑談をできる土台を作ります。

河野さんも入社いただきました🫶

最後に

1人1人にオーダーメイドで愛を伝える努力を怠るな!!!!

CX全体設計の話は、また今度。

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