4月末~9月1日 熱中症で搬送 全国8万5475人 過去2番目の高水準

2024-09-04 いしまる

総務省消防庁によりますと、熱中症で病院に搬送された人の数はことしの4月末から9月1日までに全国で8万5475人でした。

去年のほぼ同じ時期と比べ2749人多くなっていて、今の形で統計を取り始めた2015年以来、2018年に次ぐ高い水準で推移しているということです。

このうち、初診の段階で、死亡したのは111人で、入院が必要な「重症」が1988人、「中等症」が2万7467人、「軽症」が5万5283人でした。

年齢別では、
▽65歳以上の高齢者が4万9575人と最も多く半数余りを占めたほか、
▽65歳未満18歳以上が2万7813人、
▽18歳未満7歳以上が7550人、
▽7歳未満が537人でした。

都道府県別では、
▽東京都が7366人と最も多く、
次いで
▽大阪府が6196人、
▽愛知県が5645人、
▽埼玉県が4932人となっています。

総務省消防庁は、「ことしは搬送者数が多いが、10月にかけても例年、熱中症で運ばれる人がいる。こまめな水分補給など熱中症対策は今後も続けてほしい」と話しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
      SiteMap   サイト概要