女性の頭切りつけか 中国籍の容疑者逮捕 “人を殺したかった”

2024-09-06 いしまる

5日午後11時半ごろ、渋谷区代々木の路上で「女の人が男に殴られている」と110番通報がありました。

警視庁によりますと、付近を歩いていた20代の女性が突然、男に包丁で頭や手など数十か所切りつけられ、女性は近くのコンビニに逃げ込んだあと病院に搬送されましたが、全治1か月の大けがだということです。

男は、駆けつけた警察官に傷害の疑いでその場で逮捕されました。

逮捕されたのは、中国籍で自称、渋谷区に住み、定時制高校に通う19歳の生徒で、調べに対し「人を殺したくてやった。1年くらい前からそう思うようになり、包丁を家から持って出た」などと供述しているということです。

2人に面識はなかったとみられ、警視庁は容疑を殺人未遂に切り替えて詳しいいきさつを調べています。

防犯カメラの映像に“犯行の一部始終”

現場近くの防犯カメラの映像には、5日午後11時半前、黒っぽい服を着た容疑者とみられる人物が、刃物のようなものを振り回し、女性を追いかけている様子が写っていました。

女性は後頭部あたりを何度も切りつけられ、走ってその場から逃げ出しました。

そのあと、通行人が容疑者とみられる人物の隙を見て刃物とみられるものを路上から拾い上げている様子や、パトカーが現場に到着し、容疑者とみられる人物が乗り込もうとする場面の映像も残っていました。

現場近くに住む男性「落ち着いている場所なのでとても怖い」

現場近くに住む男性は、「サイレンの音で目が覚めて外に出てみたら、近くに刃物が落ちていて、大きな血だまりができていました。少し歩くとコンビニの中で女性が倒れていました。ふだんは落ち着いている場所なのでとても怖いです」と話していました。

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