【動物園水族館訪問記】番外編その2 沖縄美ら海水族館の大水槽でじっくり観察してみた

2024-09-03 塩ら〜めん

沖縄美ら海水族館で一番有名な「黒潮の海」の大水槽。ここでは番外編として大水槽をピックアップして詳しく紹介していきたいと思います!


1.実はいろんなところから見られるんです!

沖縄美ら海水族館の「黒潮の海」は容量7,500m³にも及ぶ世界最大級のアクリル水槽です。メインで泳いでいるのはジンベエザメ。オスの「ジンタ」は29年もの間ここで飼育されています。ジンベエザメがここまで長期的に飼育されているのは珍しく、美ら海では長年ジンベエザメの生態を解明するための研究がなされています。

沖縄美ら海水族館の大水槽といえば上の写真のような角度から撮影したものを思い浮かぶ方が多いかもしれませんが、実はこの大水槽、他にもいろいろな所から観察することができるんです!今回の遠征でいろいろな所からこの水槽を撮影してきたので是非見比べてみて下さい。

・正面から見た景色

館内で一番多くの来館者が集まっているエリア。午前中は水槽上部から太陽光が差し込むためより自然に近い風景を楽しむことができる。
大水槽前にある座席からみた風景。椅子に座りながらゆっくり観覧できるのでオススメ。時間を忘れてつい長時間ぼーっと眺めてしまう。

・アクアルーム

水槽上部もアクリルが張られているエリア。海の中にいるかのような没入感を味わえる。上を通過するとジンベエザメの腹部もこの通り丸見え。
座って鑑賞できる場所もある。段差が低いので小さなお子様もゆっくり鑑賞できる。

・レストラン側から見た風景

館内レストランに隣接するエリア。水槽面は他のエリアより少ないが、まるで絵画を切り取ったかのような写真が撮れる。

・黒潮探検で水槽を上部から堪能

時間限定で水槽上部からも観察できる。館内照明やバックヤードの様子も見られるので是非訪れてほしいエリア。
横からだと見えにくいマンタの白い模様も水槽上部からだとはっきりとわかる。

2.ジンベエザメをいろんな角度から堪能しよう!

ジンベエザメのジンタに注目して様々な角度から撮影した写真を集めてみました。運が良ければ立ち泳ぎでエサを食べる様子も見られるかも。。。?!

普段泳ぐ姿をとらえた1枚。青い体色をベースに白の斑点模様が美しい。
大きく口を開けた様子。大型のサメだが動物性プランクトンを主食としている。
あおりからみたジンベエザメを撮影。背中とは対照的に腹側の体色は白い。
別角度から撮影した1枚。太陽光が上部から差し込み、ゆらゆらと揺れている。
正面から見たジンベエザメをとらえた様子。幅広くユーモアな口元がとても愛嬌ある。
立ち泳ぎでエサを食べる様子。エサを吸い込むときに浮き出て見える肋骨が美しい。オス特有の交接器(クラスパー)も良く見える。
水槽上部から撮影した1枚。均等に散りばめられた斑点模様が美しい。

3.他の水族館では目玉級?!こんな生き物もいるんです!

大型のジンベエザメやマンタに注目がいきがちですが、他にもたくさんの生き物が飼育されています。他の水族館では目玉級レベルのあんな生き物やこんな生き物も。。。?!ここではその一部を紹介します。

シイラ(頭部が大きいのでおそらくオス)。ルアーフィッシングでも人気の魚種。黄金に輝く体が美しい。
丸々と太ったクロマグロ。本マグロとして流通しているのは本種だが、近年の漁獲量増加による影響で絶滅が危惧されている。
群泳するギンガメアジ。他の水族館では回遊水槽で飼育されていることが多い。よくみるとオオカマスも上部に写っている。
「マンタ」の名称でおなじみのオニイトマキエイとナンヨウマンタ。こちらも長期にわたり飼育・研究が続けられており、飼育下繁殖も成功している。
ブラックマンタ(ナンヨウマンタの黒化個体)。通常は白面である腹面も真っ黒な個体で野生でも目撃例がほとんどない。沖縄美ら海水族館ではブラックマンタについて色彩以外に行動などに違いがあるのかなどを調査している。

4.まとめ!黒潮の海をいっぱい堪能してきた!

黒潮の海、いかがだったでしょうか?人気のジンベエザメはもちろんですがそれ以外にもたくさんの見どころがあります!時間がある際は是非じっくり水槽内を眺めてみて下さい。また違った発見が得られるはずです!

番外編では今回のような展示の一部に注目してみたり、知る人ぞ知る小ネタを紹介していけたらと思っております。ここまで読んで下さりありがとうございました!また次回もお楽しみに!

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