作ると伝えるを軽やかにする方法

2024-09-06 あおき量産

様々なジャンルで転換点となるような製品開発に関わってきた僕たちTENT

最近、いろいろな場所でお話しする機会をいただいて、そのたびに
「どんなマーケティングリサーチを行ってるんですか?」
「どうやってクライアント企業を説得してるんですか?」
などなどの質問をいただくことが増えてきました。

僕たちの答えは
「一般的なマーケティングリサーチやクライアントの説得は行ってません
になります。

じゃあどうやってヒット製品を企画開発してるのか。その答えになるようなワークショップを開催することになりました。


題して

つくるつたえるワークショップ

です。

何かを作って世に出すには、製造知識だけでなく、企画アイデアの創出やリリース方法、そしてコンテンツ作りなど、様々な領域で工夫を凝らす必要があります。
このワークショップでは、これら一連の流れを習得するために、カードを使ったブレインストーミング、ダンボールなどを使ったダーティプロトタイピング、ネーミングやコピーや撮影などのコンテンツ制作など、
多数の製品開発実績を持つクリエイティブユニットTENTが実際に行っている手法を体験することができます。

良いアイデアって、どうやったら思いつくんだろう。
それを実現するには、何をしたら良いんだろう。
できたものを、どう世の中に出していったら良いんだろう。

何かを作る人なら誰もが抱えるそんな疑問に対するTENTなりの答えを、抽象概念ではなく具体的に体験することができるワークショップです。

どんなことをやるのか、ちょっと詳しく見てみましょう。


1.「つくる」「つたえる」を軽くする

9月20日(金)に開催する第一回は、こんな内容です。

製品開発の基盤となるアイデア創出とコミュニケーション制作の実践に対するハードルを下げ、楽しんで取り組めるマインドを身につけることを目的に、カジュアルでスピーディな開発手法の基礎を実践します。

最初にMETHODを使って、暮らしの中にある「なんか嫌だな」をたくさんのカードに描き出します。

METHOD

次に「なんか嫌だな」を解決する道具を考えて、カードにたくさん描き出します。

小さな紙一枚しかないので、自然と単純な絵と短い文字になります。たくさん出た道具の中から「今日はこれを作るぞ!」というものを選んで、

ダンボールなど、できる限りラフな素材で、できるだけ雑に!たくさんの試作を作ります。

ラフな試作ができたら、それを端的に表す
・名前
・言葉
を考えます。

そして、二枚程度の「伝わる写真」を撮ります。



「初めてで、しかも1日で、こんなにスムーズにいくかね?」

それを可能にするために、当日はTENTのデザイナー三名がフルサポートします!

とはいえ、たった一回のワークショップで、納得のいく成果物を作ることができるかっていうと、そんなわけないですよね。

なので、あくまで1回目はやり方の全体像を掴むためのもの。
ワークショップは、このあと2回続きます!


2.「つくる」を深掘りする

11月15日(金)には、「つくる」の部分をより深く体験する。

自社の経営資源を活用した「つくる」能力を養うことを目的に、ブレインストーミングやダーティプロトタイピングなどの製品開発手法を実践的に体験します。

参加する方々それぞれの得意なことや普段の業務に合わせ、何ができるのかをアイデア出しから試作まで、TENTのデザイナーのフルサポートのもとに、行います。


3.「つたえる」を深掘りする

2月3日(木)には、「つたえる」をより深く体験する。

自社製品や自社技術を「つたえる」能力を養うことを目的に、ネーミングやテキスト、ビジュアルなどの制作手段と、その基本的な活用手法を実践的に体験します。

製品名と、短い言葉と、二枚程度の写真だけで、製品の魅力を伝えられることを目指します。

つまり、よく質問いただける
「どうやってネーミングや製品コピーを考えてますか?」
「形はどう決めてますか?」
などの答えを、体験として学ぶことができちゃうんです。

TENTのデザイナーのフルサポートの上で!


企業秘密なのになんでワークショップ?

正直、このワークショップでお伝えるする手法って、他のプロダクトデザインの会社もやってないTENTだけの企業秘密だったりします。

そして参加費も安価ですしTENTにとって金銭的に十分な利益があるような活動ではないんです。

それでもなぜ、ワークショップを開催するのか。

1つには「岐阜県各務原市の産業を盛り上げたい!」という市の職員さんの熱意があります。そしてもう1つは、TENTが最近掲げたスローガン「つくるをかろやかに。」があります。

現在日本の多くの企業では

・リサーチを徹底的にやらないと
・必ずヒットする製品を作らないと
・練りに練った革命的なアイデアで
・上を説得する材料をかき集めないと

などなど、「石橋を叩きすぎて壊しちゃう」事例が多発しています。

このままでは、日本から面白い製品はどんどん生まれづらくなっちゃうと思うんです。

頭でっかちにならずに、身体を使って楽しくつくる!
説得ではなく、納得してもらう!
そうやって数多くのヒット製品を産んだTENTのやり方。

これを真似てくれる方、応用してくれる方が増えれば、世の中はもっと面白くなると思うんです。

少しでもご興味がある方は、ぜひご参加を検討ください!

詳細はこちらのページから。


岐阜以外でもやってよ!

と思う方。TENTでは「つくるを、かろやかに。」を掲げている間はできるだけこういったワークショップや講演を実施していきたいと考えています。

学校の授業、会社の研修、団体のイベント、店舗でのイベント、保育園や幼稚園でのイベントなどなど、まずはお気軽に声がけください。

CONTACTはこちら
https://tent1000.com/contact.html


よくある質問

・岐阜県以外の人も参加できますか?
定員オーバーの場合には岐阜県各務原市の企業が優先になりますが、どなたでも申し込み可能です。

・企業ではなくても参加できますか?
フリーランスの方も、製造業以外の方も参加可能です。ただし、定員オーバーの場合には岐阜県各務原市の企業が優先になります。

・全ての日程に参加できるかわかりません。
基本的には全日程に参加できる方が優先となります。

・一人でも参加できますか
一社あたり1〜3名の参加が可能で、参加費は1社あたりになるので、複数人の方がお得かもしれません。もちろん一名での参加も可能です。

それ以外の質問は、こちらのページからお問い合わせください。



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